訪問介護ヘルパーはなぽんの日記

「訪問介護ヘルパーが伝える 実際にある介護の話」  初めまして。 私は高齢者のお宅を訪問して、食事を作ったり 身の回りのお世話をする「訪問介護ヘルパー」です。 今は、高齢の方々がさらに暮らし良い毎日を過ごすためのお手伝いをしたいと ケアマネージャーをめざして勉強中です! このブログではケアマネ受験のあれこれや、ヘルパーとして感じたことを綴っていきます。 介護の現場の最前線のお話、みなさんにとって驚くことも多いと思います。ぜひご覧下さい。

一人暮らしの親、遠くに住む子供ができること〜現役ヘルパーだから、分かる〜

9月9日のブログで、東北の地方都市に、1人で元気に暮らす85歳の義母の介護保険申請のため地域包括センターに今週末対面相談することを書きました。

続きです。

 

現時点で、私の理解している、「元気な一人暮らしの高齢者が介護保険申請をする」手続きを書いてみました。

実際に申請すると、理解と現実がどう違うのか比べていこうと思います。

 

1、義母の住む地域の包括センターに、相談する。

2、義母が介護申請を行う。

3、主治医を決める

主治医とは、介護保険申請にあたり、意見書を書いてもらう医師のこと。

「病院ではなくて、家で亡くなりたいという希望がある場合は、往診してくれる医師がいずれ必要となるが、介護保険申請時には、親が行きたい病院で意見書を書いてもらっても良い。」と、医師会系訪問看護ステーション管理者に教えてもらった。

4、介護認定調査を受ける。

5、決定した介護度によって、訪問看護か、訪問介護か決める。

訪問看護の場合、「週1回の健康指導」、訪問介護の場合は、義母は元気だから「生活援助」を希望すると思う。

介護保険では、単なる安否確認、見守りという内容は、サービスに入っていないそうです。

 

f:id:eiko0000:20200824094449j:plain

最初は、訪問看護にしようかなと思っています。なぜかというと、高齢者は、ヘルパーより、医療者、看護師を、上に見ている方が多いからです。

ですから、「自分の家には看護師が毎週来てくれるのよ。」と大きい声で言いますが、「ヘルパーが毎週来てくれるのよ。」とは大きい声で言わないと思うからです。

医者、看護師は、玄関から、ヘルパーは裏口から入るよう指示するご家庭もあります。

そんな時、ヘルパーとしてはちょっと嫌な気持ちになります。