訪問介護ヘルパーはなぽんの日記

「訪問介護ヘルパーが伝える 実際にある介護の話」  初めまして。 私は高齢者のお宅を訪問して、食事を作ったり 身の回りのお世話をする「訪問介護ヘルパー」です。 今は、高齢の方々がさらに暮らし良い毎日を過ごすためのお手伝いをしたいと ケアマネージャーをめざして勉強中です! このブログではケアマネ受験のあれこれや、ヘルパーとして感じたことを綴っていきます。 介護の現場の最前線のお話、みなさんにとって驚くことも多いと思います。ぜひご覧下さい。

ひとり暮らしの元気な親の介護保険申請

独居の親の生活に外部の人を入れる

東北地方に一人で住む85歳の義母の今後の生活が心配で、介護保険の申請をしようと考えています。(因みに私は、関東圏在住です。)

介護認定が認められれば、毎週1回でも訪問ヘルパーが入って、生活が楽になっていいなと思ったからです。

しかし、実際の手続きになると、そう簡単には行かなかったのです。

 

私は、以下の手順で進めると考えていました。

1、義母の住む地域の包括センターに、相談する。

2、介護申請を行う。

3、主治医を決める

4、介護認定調査を受ける。

5、決定した介護度によって、訪問看護か、訪問介護か決める。

 

包括センターに行く

まず

1、「義母の住む地域の包括センターに相談する」を実行しました。

地域の包括センターに、現在の義母の状況を相談したところ、「介護保険を申請するために、まず、主治医を決めてください。主治医はいらっしゃいますか。」

と聞かれました。

義母が言うには、「自分は健康」で、病院には日常かかっていません。

そこで、近くの往診をしている医師を調べてもらい、そこに行くことに決めました。

 

主治医の必要性

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「なぜ主治医が必要か」というと、介護保険申請の書類に、「主治医の意見書」

の記入欄があり、そこに医師が「どのように書くか」が、介護度を決める審査会で、大きな力を持つからです。

医師には地域包括センターの担当者から、「私と義母が介護保険申請のために、一度、健康診断を受けに行く。」と、伝えておいていただきました。

地域包括の担当者と、病院に行く日を決めました。

病院には私が付き添います。

帰宅した頃を見計らい、担当者が義母宅を訪問して、義母に介護保険の申請書に記入してもらいます。

ここまで決めて、102日の午後、病院に行きました。

ここから先は、次回書きますが、一人暮らしで自由気ままに暮らしてきた高齢者は、こちらの思うようにはいかないことを、私は実感することになるのです。