レクレーション介護
レクレーション介護の研修
「介護職員初任者研修」(介護の入門資格)を取得したあるある探検隊レギュラーの2人。次いで「レクリエーション介護士」(高齢者が楽しめるレクリエーションを企画して、安全に実行スキルを身につけられる資格)の2級も取得し、昨年秋に、介護職向けに研修をしてくれました。
芸人が登場するときの印象
印象的なことは、入ってくる時の声の大きさと、テンションの高さです。
参加者が一気に、登場した2人に注目、笑いで、空気が和みます。
私は、そのころ、とても苦手な利用者(80代女性)がいました。
挨拶しても、私の目も見ず、ぶすっとして話しません。
ベッドから車椅子に移動していただく時だけ、びっくりするような大声で
「やめてください。」と、言います。
私も心が萎えてしまう1時間でした。
自分の介護を見直すきっかけ
研修に出たことで、私は、自分では、これでいいと思っていた方法も利用者にとっては、嫌なことで、なんらかののサインを出していたのではないだろうか、と、自分の動きをひとつひとつ、分解するという検証作業をしてみました。
気づいたことは、私には、思いやり、気遣い、そして確認という言葉のコミュニケーションが足りなかったのではないか?ということです。
あるある探検隊レギュラーは、自分たちのいいところは、「とにかくたくさんしゃべるところ」だと話していました。
私は、おばあさんが黙っていても、自分から、その日のニュース、外の様子、なんでも喋って説明する様にしてみました。
そうすると、そのおばあさんは、機嫌の良いときは、私の伝えるニュースに驚いたり、うん、とうなずくようになってきました。
まだまだ課題はありますが、「とにかくたくさんしゃべる」これを続けてみようと思います。