訪問介護ヘルパーはなぽんの日記

「訪問介護ヘルパーが伝える 実際にある介護の話」  初めまして。 私は高齢者のお宅を訪問して、食事を作ったり 身の回りのお世話をする「訪問介護ヘルパー」です。 今は、高齢の方々がさらに暮らし良い毎日を過ごすためのお手伝いをしたいと ケアマネージャーをめざして勉強中です! このブログではケアマネ受験のあれこれや、ヘルパーとして感じたことを綴っていきます。 介護の現場の最前線のお話、みなさんにとって驚くことも多いと思います。ぜひご覧下さい。

レクレーション介護

レクレーション介護の研修

「介護職員初任者研修」(介護の入門資格)を取得したあるある探検隊レギュラーの2人。次いで「レクリエーション介護士」(高齢者が楽しめるレクリエーションを企画して、安全に実行スキルを身につけられる資格)の2級も取得し、昨年秋に、介護職向けに研修をしてくれました。

芸人が登場するときの印象

印象的なことは、入ってくる時の声の大きさと、テンションの高さです。

参加者が一気に、登場した2人に注目、笑いで、空気が和みます。

私は、そのころ、とても苦手な利用者(80代女性)がいました。

挨拶しても、私の目も見ず、ぶすっとして話しません。

ベッドから車椅子に移動していただく時だけ、びっくりするような大声で

「やめてください。」と、言います。

私も心が萎えてしまう1時間でした。

自分の介護を見直すきっかけ

研修に出たことで、私は、自分では、これでいいと思っていた方法も利用者にとっては、嫌なことで、なんらかののサインを出していたのではないだろうか、と、自分の動きをひとつひとつ、分解するという検証作業をしてみました。

気づいたことは、私には、思いやり、気遣い、そして確認という言葉のコミュニケーションが足りなかったのではないか?ということです。

あるある探検隊レギュラーは、自分たちのいいところは、「とにかくたくさんしゃべるところ」だと話していました。

私は、おばあさんが黙っていても、自分から、その日のニュース、外の様子、なんでも喋って説明する様にしてみました。

そうすると、そのおばあさんは、機嫌の良いときは、私の伝えるニュースに驚いたり、うん、とうなずくようになってきました。

まだまだ課題はありますが、「とにかくたくさんしゃべる」これを続けてみようと思います。