訪問介護ヘルパーはなぽんの日記

「訪問介護ヘルパーが伝える 実際にある介護の話」  初めまして。 私は高齢者のお宅を訪問して、食事を作ったり 身の回りのお世話をする「訪問介護ヘルパー」です。 今は、高齢の方々がさらに暮らし良い毎日を過ごすためのお手伝いをしたいと ケアマネージャーをめざして勉強中です! このブログではケアマネ受験のあれこれや、ヘルパーとして感じたことを綴っていきます。 介護の現場の最前線のお話、みなさんにとって驚くことも多いと思います。ぜひご覧下さい。

訪問介護(ヘルパー)の仕事に復帰するか悩む

会社から来たメール

「ヘルパーの仕事に戻るかどうか」今、とても悩んでいます。
理由は、6月5日のブログに書いた通り、私が訪問介護(ヘルパー)をさせていただいている80代の女性が、先月半ばに「新型コロナウイルス陽性」となり、現在も入院していることです。
幸い、軽症でまもなく退院する予定ですが、退院後も二週間は再度、陽性になることがあるため、ヘルパーは
完全防護体制で介護することとなったらしいのです。

 

なぜ「らしい」と書いたかというと、実は私は先月半ばからヘルパーを休んでいるからです。
現場が、人手が足りないこともよくわかります。

同僚たちが大変な思いをしていることもよくわかります。

でももし自分が感染したら、家族はどうなるか?そう思うと踏み切れないのです。

今日の午前中も、私と同じ職場の訪問介護(ヘルパー)仲間と話したのですが、所属会社から、以下のメールが来ただけです。

「お疲れ様です。
厚労省が出している動画がありました。①②③部構成になっています。基本過ぎるかもしれませんがよかったらご覧ください。」

youtu.be

 

 とメール連絡があり、厚生労働省が出している動画を勝手に見るように、とヘルパーに丸投げです。

「基本すぎるかもしれませんが」とありますが、会社に所属してから、会社から一度も基本すぎる基本を教わったことはありません。

自分で勉強するだけです。

実際に、練習する場合、嫌がられるのを覚悟で、トップの人に、お願いしなければなりません。

 介護業界は、全てにおいて管理体制ができていない業界だと私は思っています。