訪問介護ヘルパーはなぽんの日記

「訪問介護ヘルパーが伝える 実際にある介護の話」  初めまして。 私は高齢者のお宅を訪問して、食事を作ったり 身の回りのお世話をする「訪問介護ヘルパー」です。 今は、高齢の方々がさらに暮らし良い毎日を過ごすためのお手伝いをしたいと ケアマネージャーをめざして勉強中です! このブログではケアマネ受験のあれこれや、ヘルパーとして感じたことを綴っていきます。 介護の現場の最前線のお話、みなさんにとって驚くことも多いと思います。ぜひご覧下さい。

悲観的に準備し、楽観的に対処する

準備の大切さ

介護職の尊敬する先輩に、「介護は準備が大切。」と教わった。

例えば、訪問した利用者宅で、ベッドに近づけば、排便があったか匂いでわかる。

その時、どう動けば1番効率的に動けるか、その場で考えるのはもちろん。

だが、オムツを開けてびっくり、ではなく、五感を働かせて準備して臨むと、

気持ちにゆとりのある介護ができる。

どの仕事も準備が大事なのは共通する

全ての仕事は準備をどれだけしたかで、上手くいくかわかる。

いろんな仕事をして今に至っている。

司会の仕事

自分が原稿を読んでいる途中、どさっと倒れたとしても、すぐに他人が入って代わりが滞りなく進行できるような原稿を準備する。

イベント企画

スケジュールを立てる時、こんなことが起こるかもしれない、あんなことが起こるかもしれない、。あらゆる事態を想定して準備し、その時は無駄になるかもしれないが、用意をする。

などなど。

介護の仕事も同じ

介護職は、頭、体、フル回転して臨む仕事だと思っている。

利用者の生年月日から、どんな時代を過ごし、どんな歌を歌い、聞き、育ったか、時代はどうだったか、自分の知識を広げる勉強に暇がない。

それも、利用者と良いコミュニケーションを取るための準備だと思う。