訪問介護ヘルパーはなぽんの日記

「訪問介護ヘルパーが伝える 実際にある介護の話」  初めまして。 私は高齢者のお宅を訪問して、食事を作ったり 身の回りのお世話をする「訪問介護ヘルパー」です。 今は、高齢の方々がさらに暮らし良い毎日を過ごすためのお手伝いをしたいと ケアマネージャーをめざして勉強中です! このブログではケアマネ受験のあれこれや、ヘルパーとして感じたことを綴っていきます。 介護の現場の最前線のお話、みなさんにとって驚くことも多いと思います。ぜひご覧下さい。

ヘルパーの炊事能力

ヘルパーの炊事能力

ヘルパーにより、炊事の得意不得意の差はかなりあります。

栄養士、調理師の資格を持ったヘルパーから、

炊事が苦手な方まで(例:野菜炒めだけ作る等)様々です。

全員一生懸命、利用者のために作りますが、

調理方法や素材の活かし方は、違います。

利用者の反応

一生懸命作った料理を、「わー。美味しそう。」

と言われ、その気になっても、翌日のヘルパーに、

「それ、捨てといて。」と言われる方も、中にはいらっしゃいます。

コミュニケーションの大切さ

勉強熱心なヘルパー、利用者とコミュニケーションを図ろうと努力するヘルパーは、

自然と調理方法を工夫していくように私は思います。

高齢者向けの食事を

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例えば、サンマの塩焼きを、「焼き魚、はい、ポーン」と

テーブルにお出ししても、手が不自由になった方は、喜びません。

なぜなら、高齢者は、魚をむしる等、箸の使い方がうまくできません。

焼き魚の形をお見せした後、皮をとり、身をほぐす。

その一手間で、利用者からの信頼度はかなり増します。

「今度はこうして、こういうのは嫌。」等利用者から言葉が出れば、万歳。

あくまでも、私の経験談です。