訪問介護ヘルパーはなぽんの日記

「訪問介護ヘルパーが伝える 実際にある介護の話」  初めまして。 私は高齢者のお宅を訪問して、食事を作ったり 身の回りのお世話をする「訪問介護ヘルパー」です。 今は、高齢の方々がさらに暮らし良い毎日を過ごすためのお手伝いをしたいと ケアマネージャーをめざして勉強中です! このブログではケアマネ受験のあれこれや、ヘルパーとして感じたことを綴っていきます。 介護の現場の最前線のお話、みなさんにとって驚くことも多いと思います。ぜひご覧下さい。

利用者のPCR検査結果

訪問先AさんのPCR検査

先月、私が訪問していた利用者Aさんが、新型コロナウイルスに感染の疑いがあると、PCR検査を受けた。

通っていたデイサービスで、職員と利用者が感染していたから、感染しているかも、と、PCR検査を受けた。

AさんがPCR検査を受けた翌日12時に、サービス提供責任者という、ヘルパーのまとめ役の人に、私は、電話した。

「万が一、Aさんが陽性だった場合の対応はどうするか考えてますか。どこの保健所に行くとか、訪問したヘルパーはどうするか?など。」

サービス提供責任者は、万が一の対応は、その時点で全く考えていなかった。

「PCR検査結果はすぐ出ない、あと二日くらいかかるから、、、。」

と、最初に答えた。

対応についての返事は、そばにいたらしいケアマネジャーに聞いていた。

呆れた私は、もうそれ以上サービス提供責任者と、話はしなかった。

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癒しのひととき

PCR検査陽性

その日の20時過ぎ。サービス提供責任者(ヘルパーのまとめ役)から電話があり、こう言った。

「Aさんが、PCR検査で、陽性となりました。あなたは、訪問した時、エプロンつけてましたか?」

私「はい、つけてました。」

私以外の4人関わったヘルパーのうち、二人が、マスク、手袋をつけていたが、エプロンをつけていなかったため、濃厚接触者と判断され、自宅待機となった。

濃厚接触者の基準、なんだか納得いかない。

全員1時間滞在して、エプロンの有無だけで、定義が違うなんて。

濃厚接触者と言われたエプロンをつけていなかったヘルパー二人は、PCR検査を希望したが、ケアマネジャーは、「する必要はない。」と言ったらしい。

自宅待機後、この二人は、一人は数日間37、5度の熱が夕方出たが、平熱に戻った。

自ら保健所に行き、PCR検査を受け陰性だった。

4人のヘルパー、どの人も同じように濃厚接触しているように思う私は、おかしいのか。